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足ツボをおすすめするふたつの理由
2008/07/25
「店長お勧めコース」には
必ず足ツボマッサージがセットになっています。
「よくある質問」コーナーでもその理由を簡単にお話しましたが、
今日はさらに詳しく説明します。
なぜ、足ツボマッサージをセットで、
そして、整体の前に行うほうが良いのでしょうか?
@ 足ツボマッサージは一番最初、心臓の反射区から始まります。
心臓が心血管系統にとって一番大事だからです。
血流が弱ければ、悪いものが血の中で淀んで滞ってしまいますが、
心臓が強くなれば血も勢いよくサラサラと流れ、
悪いものが停滞する余地がありません。
そして、最初に心臓を強く刺激しておけば、
その後、各内臓の反射区を押したことにより生じる老廃物を
勢いよく流れる血液によって
よりたくさん運び出すことが出来るのです。
A 首と肩を通っている経絡にはいろいろありますが、
その中で一番大事なのは小腸経です。
小腸経が詰まると首と肩がこります。逆に言うと
首と肩がこっている人には、足裏の小腸の反射区が軟らかい人は
ほとんどいません。
足ツボマッサージだけで肩と首がラクになった、
というお客さまはかなりいらっしゃいます。
小腸が弱くなった原因はいろいろありますが、
その中でも不規則な食事、ストレス、
薬剤使用過多(抗生物質、各種のサプリメント)などがあげられます。
薬・サプリメントに関しては、また別のコラムで
くわしく論じるつもりです。
「足ツボは痛いからイヤ!」というお客さまもいらっしゃいます。
もちろん、個人の自由ですので強制はいたしません。
が、痛みの感じ方は、本当に個人差が大きいのです。
痛みに耐えられる限界も人それぞれ千差万別です。
のけぞってうめきながら、冷や汗をかきながらも、
「いや〜、すごい効きました〜!!」と言って、
定期的に通ってくださるお客様もいらっしゃれば、
「うん、ちょっと痛いねー」程度で、
まったく平常心のままニコニコと受けている
お客様もいらっしゃいます。
順天整体では、お客様の痛みの許容範囲を
綿密にカウンセリングしながら、無理のない
「ひとりひとりオーダーメイドの足ツボマッサージ」
を心がけています。
足ツボマッサージ自体が、耐えられないほどの痛みで
ストレスのもとになってしまっては、意味がないですからね。
少しずつでも時間をかけて、
健康のために足ツボマッサージを行うのは
そんなに難しいことではないと思いますよ。
みなさんはそう思いませんか?
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とってもシンプル健康チェック(大事です!)
2008/07/08
以下の項目で、あてはまるものがいくつあるか
チェックしてみましょう。
すべての項目にあてはまるなら、
あなたは今、もっとも良い健康状態にあるといえます。
反対に、当てはまる項目が少ない、または全くない方は、
要注意です。生活習慣などを見直す必要があるかもしれません。
@食欲過剰でもない、食欲がまったくないこともない、
一日中適当にお腹がすく感じと、
食べたあとにお腹が一杯になる感じがある。
その中で一番大事なのは、ご飯が美味しく感じること。
A朝起きて一番最初に便通がある。
なかったら気をつけること。
B尿の回数は一日5〜7回ある。
夏は汗が出るので尿量はもちろん減少します。
反対に、冬は寒く、汗があまり出ないので
尿量は当然多くなります。
色は薄い黄色。
C睡眠時、途中で目が覚めずに朝までぐっすり寝れる。
Dどこにいても関係なく手足は温かく、顔や体のほてりはない。
E朝起きたら「陽」の反応がある。
男性は生殖器が立つ、女性は胸部が普段より敏感。
本コラム作成にあたり、アメリカ在住の中医師
倪海廈(ニイハイシャ)先生の文章を参考とさせていただきました。
倪海廈先生に大変感謝いたします。
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“医者医病不医命”
2008/07/01
中医学に古い言葉があります。
“医者医病不医命”
「医者は、病気を治すことはできるが、その人の「命」はなおせない」
ということです。
たとえば、お酒の飲みすぎで脂肪肝・肝硬変、肝臓癌になった人がいます。
お医者さんは投薬や外部治療(針灸、按摩など)で
治すことは出来るかもしれませんが、
患者さんがお酒の飲み方を変えなければ、
肝臓の病気は復活する可能性が高いでしょう。
以前に胃痛でよく来ていた男性の話です。
仕事のストレスで毎晩お酒をたくさん飲んでいたようです。
足ツボマッサージと整体で、5〜6回くらいで痛みは改善され
すぐに通わなくても大丈夫になりますが、
しばらくすると、また同じ症状を訴えてやってきます。
毎回毎回、その人が来たときには言いました。
「私はただあなたの胃痛をやわらげるように、
体の治癒力を呼び出すだけです。
あなたを治せるのはあなた自身です。
あなたがまたたくさんお酒を飲んで、自分の体を
乱暴に扱うなら、私はこれ以上あなたを助けることはできません。」
また、慢性の下痢の症状に悩む若い男性が
「病院の薬ももう効かなくなってしまいました」と
私のところに来たことがありました。
「じゃあ、足ツボを試してみたらどうですか?
2,3回くらいで下痢は止まると思いますよ。」
案の定、2,3週間後には下痢が止まりました。
症状の引き金は、彼のプライベートでの精神的不安でした。
神経性腸過敏症というのがあります。
常に緊張して、強いストレスや不安が続いた場合、
食べたものが消化できずそのままお腹をこわす病気です。
悪いものを食べてお腹がこわれるのと違って、
これは感情から来ます。
内臓を強くするのも大事なのですが、ストレスの原因を取り除くか、
自分の心の持ち方や考え方のクセを変えなければ、なかなか治りません。
楽しい気持ちや嬉しい気持ちは、内臓の働きを活性化します。
逆に、不安や恐怖、怒りは内臓の動きを低下させます。
施術中、なるべくたくさん彼に話しかけて、
彼の不安を取りのぞくように配慮しました。
その後も彼は2,3週間に一回予防のため通っていましたが、
症状はなくなりました。
今度は最近来た若い男性の話です。
腰痛がひどく、朝起きられない時があるとのこと。
いろいろ聞いてみました。
「夜になって、足が熱くなったりしますか?」
「飲み物は冷たいものが好き?熱いものが好き?」
「一日の仕事は座りっぱなし?」
彼は「いいえ、立ちっぱなしですね。」
「寒い日にひどくなりますか?雨の日や冬はどうですか?」
彼は「寒い日はだめですね、とくに冬は怖いです…」
「もしかして、住んでいる処は太陽があまり当たらないですか?」
彼はびっくりして「何でわかるんですか?」
「いや、あなたの体を触って分かりました!」
《黄帝内経》の中に書いてあります。
“五労所傷”:久視傷血,久寝傷气,久座傷肉,久立傷骨,久行傷筋
立ちっぱなしの仕事は、腰と腎臓を傷つけます。
生れつき腎臓が弱い人には
こういう仕事はあまりおすすめではないです。
腎臓が弱い人は、昼より夜のほうが手足が熱くなり、
よく汗をかく、咽が渇いてイライラしやすい、
腰が重苦しい、足にあまり力が入らない、
腰が痛くて中が冷えているような感じ、冷え性と頻尿。
最近は、パソコン事務処理の仕事の人が多いですね。
お客さんの中にはこの手の業種のOLさんが多く、
みなさん目の疲れを訴えています。
足ツボを行うと、ほとんどの人が肝臓に痛みを感じていました。
みなさん「なぜ、お酒も飲まないのに肝臓が弱っているんですか?」
不思議そうです。
原因は簡単に言えば、パソコン画面の見すぎです。
中医学の考え方では、肝臓と視力はとても関係が深いのです。
血が肝臓を養っているから、目がよく見えるのです。
養う血が足りなくなれば、視力は下がります。
アルコールを大量に摂取する人の眼は、濁って汚れています。
その男性に言いました。
「今の睡眠時間は3時間くらいでしょう?
必ずそれ以上に増やしてください。
寝ないと体は自分で修復する時間がないです。
今は若いからなんとかなりますが、10年後が怖いです。
あと栄養を摂ること。
こんなに痩せているのに、鶏肉ばかり食べてはいけません。
あなたの体質には牛肉が合ってるから、
スープとかにしてよく飲んでください。
棗(なつめ)も血を養うのに良いですので、
なるべく一日10個くらいは食べてください。
3ヶ月くらい経ったら楽になると思います。
ツボ療法も続けてください。
あと、贅沢な要求かも知れないけど、
陽あたりが良い部屋に引越ししてください。」
私達に治せるのは、詰まっている所をほぐして
気の流れがよくなるように、弱くなっている内臓を刺激して
もっとよく働くようにすることです。
たとえて言うなら、消防士と同じでしょうか?
火災が起きたときにはすぐに消火活動が必要ですが、
そもそも火災が起きないようにすることが肝心です。
そのためには日頃から自分で気をつけなければなりません。
病気の原因は、自分自身にあります。
健康食品を食べたり、CMで「体に良い」というものさえ摂っていれば、
病気にならないとは限りません。
外側からの何かに頼ったり助けを求めたりしなくても、
人間は、もともと驚くほどの自然治癒力を持っています。
簡単に言えば食生活、睡眠、心の持ち方でしょう。
明日から、よくない習慣はすべてお断ちなさい!
というのは無理だと思いますが、
少しでも自分を変える努力をしましょう。
ツボ療法はあなたの健康を保ち
痛みやつらさをやわらげることは出来ますが、
あなたのの全ての痛みとつらさを解決することはできません。
私達は、あなたが自分自身の問題に気づき、解決していくための
お手伝いをしていきたいと考えています。
PS:
最後にみなさんに健康方法をひとつ教えます。簡単です。
でも、簡単だからといって飽きないで、3ヶ月は続けて下さい。
効果は必ず出ますから。
その動作は:片足で立つことです。
簡単すぎますか?
では、次は目を閉じてみてください。
何にもつかまらずに、目を閉じたまま片足で立ってみてください。
最初は2分も立てないと思いますが、
何回か繰り返すうちに5分くらいは立てるようになります。
目を閉じたら、バランスを取るために、集中力が自然に足に集まるわけです。
足には、肝臓、脾臓、腎臓、胃、膀胱、胆
この大事な6つの経絡が走っています。
この練習で、自然にこの6つの経絡に良い刺激が加わります。
とくに不眠症、食欲不振、冷え性などの症状にはよく効きます。
ダイエットしたいけど激しい運動は無理という方、
運動が得意ではない方にもおすすめです。
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身体の不思議なしくみ A
2008/05/12
B資源管理システム
中国でよく使われる言葉に、「透支体力」というのがあります。
「エネルギーの過度の消耗」という意味です。
簡単に言えば「過労」のことですね。
現代社会には「透支体力」の人がたくさんいそうです。
体に無理をしてオーバーワークさせると、
通常は体内エネルギーが減少し弱っていきますが、
人によっては自覚症状もなく限界までバリバリ働きます。
興奮状態が続くので顔がほてったり夜眠れなくなったりしますが、
外見上はいたって元気、という人です。
面白いのは、両タイプとも、すぐに大きな病気には
ならないところです。
体内にはエネルギーを管理するシステムがあり、
このシステム自身が高等な知能を持っています。
このシステムは、体が過労でエネルギー不足の状態でも
働けるようにいろいろな場所に貯蔵してあるエネルギー源を
調達してきて、足りないところに補充します。
通常、この「透支体力」は何十年も続けられます。
西洋医学では、体に何か問題があったら投薬や注射など
外部から働きかけないとダメだと考えます。
身体が自分で解決できるとは思っていないようですね。
貯蔵してあるエネルギー源を調達するとき、
体内では複雑な化学反応が起こるはずです。
だから、こういうときに血液検査などをすると、
いろいろな数値が変わってきます。
体内のエネルギー源の調達は、
会社の財務管理=リストラと同じです。
資金が足りない時は、財布のヒモをしめて
必要最低限のところにしかお金を使いません。
無駄な経費は削減します。
人間の体も同じです。
エネルギーがたりないときは、
他の重要度の低いシステムへの供給ををストップして
生命維持に必要不可欠なシステムにのみ集中して
エネルギーを供給しようとします。
例えば、廃物処理システムへのエネルギー供給が削減されたとき、
皮膚は黒ずんでいきます。
ある人は皮膚に吹き物が多くなり、ある人はどんどん太ります。
どちらの場合も、皮下に溜まった老廃物がシステムの
エネルギー供給不足で排出できず体内に溜まっていくからです。
また、脾臓に送るべきエネルギーをカットした場合は、
体内の診断修理システムは自分の仕事量を減らします。
そうなると、大きい病気には防衛体勢をとるけれど、
あまり重要でない小さな病気には防衛反応を起こしません。
長い間休まずに働きつづけても病気にならなかったのに、
久しぶりに休んだら逆に体調を崩した、という話はよく聞きます。
これは、休んだことにより体がエネルギーを貯蔵して、
脾臓のほうにもエネルギーの供給が増え、
小さな病気にも防衛反応をとる能力が出てきたからです。
中国のことわざには
「よく小さな病気になる人は、大病にはならない。
まったく病気にならない人は、大病になりやすい」
という言葉があります。
肝臓のエネルギー供給を減らしたら、血液を浄化する作用が
弱まって血液はだんだん汚くなり、歯周と唇の周りが黒くなります。
肝臓に入る血液の量も少なくなって、最後は肝硬変になります。
腎臓のエネルギー供給が少なくなれば、腎臓の濾過する力が
弱くなります。尿の色がだんだん薄くなって、最後は
水のようになり、尿毒症になります。
もしかすると、多くの尿毒症患者さんは
腎臓に問題があるのではなく、腎臓に送るエネルギーが
足りなかったのが原因かも知れません。
肺の場合は、全身の給水システムに異常をきたします。
東洋医学では、肺は呼吸だけでなく、全身の「水」を
つかさどると考えられています。
顔色は黒くなり、水分が減少するので乾燥肌になり、
痩せてしまいます。
身体はよく養生すれば、エネルギー(中医学での
「気」と「血」です)が増えてきます。
足りなかったエネルギーが内臓のほうまでゆきわたって
はじめてこのとき、防衛反応として症状が出るのです。
例えば、しばらくエネルギー供給が足りなかった筋肉組織に
血がゆきわたると、筋肉痛があらわれます。
肺にゆきわたれば、肺の中に潜んでいた寒気が外に追い出され、
風邪と全く同じ症状が出ます。
肝臓にめぐれば、浄化が再開し、肝熱と呼ばれる熱が出たり、
尿が黄色くなったりなどの肝臓病の症状が出ます。
老廃物の大掃除がはじまるので、血液中のコレステロール値などが
大幅に上がります。
腎臓にめぐれば、尿が濁ったり、蛋白質が出たりします。
(ツボ療法を何週間か続けた場合にもこのような症状が出る人が
よくいます。簡単にいうと好転反応です。)
西洋医学では、検査の数値や症状から判断するので、
こういうときは「病気だ!」ということになります。
それで、抗生物質などさまざまな投薬をおこなって
せっかくはじまった体の大掃除を中止させてしまいます。
結果、全ての検査数値は「正常範囲内」に戻りますが・・・
こういう治療法は中国では「拆東壁、補西壁」と言います。
「東の壁に穴があいちゃったら、
西の壁から材料をとって東の壁の穴を埋める」
というやり方ですね。
体にいいどころか、かえって逆効果の場合もあるようですが。
「身体の不思議なしくみ B」へつづく
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